- 海外で働きたいけどなんだかハードル高そう・・・
- どんな会社に入れは海外勤務できるのだろう?
- 海外駐在できるのはエリートだけ?
海外駐在員になる方法や海外駐在員に必要なスキルなどについて発信しています。
このサイトでは海外で働きたい人の為に、ザックリ4つの記事群に分けて構成されていますので、下の記事群から入ってもらえればお探しの情報が見つかりやすいです。
🌎『海外で働く』ちょっと憧れるけど、なんだかハードル高そうだし、優秀な人しかできなさそう・・・いえいえ、そんなことはないです。
海外拠点がある会社で働いて、コツコツ語学の勉強をして、海外志向をアピールすれば、誰でも海外駐在員になることができます。
断言します。エリートじゃなくても海外駐在員として活躍できます。
世の中には無駄に海外駐在員のハードルを上げる人達がいますが、凡人でも十分海外駐在員として海外勤務できますよ。
ただし語学だけがメチャクチャ得意で、仕事はポンコツという人はダメですよ。少なくとも独力で業務遂行できるのが前提条件です。
実際、私は元々フリーターやったり、派遣社員やったりしていた凡人以下ですが、コツコツ英語を勉強してアメリカ駐在員になれました。
この記事では、凡人が海外駐在員になるまでの道のりを、ステップバイステップで解説します。
海外駐在員として『海外で働く』を実現したいという方は、是非当サイトの記事を読んでみてください。
『海外で働く』を実現するのが海外駐在
海外駐在員とは海外で働くサラリーマン
海外駐在員とは海外で働くサラリーマンです。
もう少し詳しく解説すると、海外駐在員とは日系企業で働くサラリーマンが、海外拠点に出向する人達のことをいいます。
- 日系企業勤務の会社員
- 海外現地法人に出向する
- 海外の工場に出向する
工場で働く人達、オフィスで働く人達、いずれも海外駐在員です。
【凡人OK】特別な才能が無くても海外駐在員になれる
海外駐在員になるのに、国家資格や特別な才能は不要です。
会社の仕事がきっちりこなせて、英語がある程度使えて、日本と異なる環境でサバイブする能力があれば海外駐在員になれます。
語学がちょっと・・・という人もいるかもしれませんが、英語が昇格要件になっている会社もまあまああるので、どうせなら勉強しましょう。
- 業務遂行能力
- 語学力
- サバイバル能力
語学は勉強しなきゃいけないけれど、弁護士や会計士になるよりは遥かにハードルが低いです。
💰それでいて普通に日本で働くよりは、給料が多くもらえるので凡人がお金を稼ぐ方法としては良い選択肢の一つです。
海外駐在員の概要について詳しく書いている記事もありますので、興味のある方は下のリンクからどうぞ。
海外駐在のメリット・デメリット
海外で働きたい人にとっては、海外駐在のメリットだけに目が行くでしょう。
一方世の中には海外に行きたくないのに、会社の命により海外駐在している人もいて、こういう人にとって海外駐在はデメリットばかりと思えるでしょう。
海外駐在をメリットと捉えるか、デメリットと捉えるかは結局のところ、その人次第ということになります。
ここでは海外駐在のメリット・デメリットについて解説します。
海外駐在のメリット
💰海外駐在のメリットはいくつかありますが、まあ何といっても一番大きいのは実入りが増えることでしょう。
- 国内給与と海外給与が支給される
- 家賃の大半又は全額会社負担
- 通勤車両1台貸与
- 医療補助(タダに近い)
とまあ上記の様に給料だけでなく、手当がかなり手厚いです。
例えば下記の通り、海外駐在のメリットは給料以外にもたくさんあります。
- 役職が上がる
- 語学力が伸びる
- 転職しやすくなる
海外駐在すると、毎日英語を使う環境に身を置くため語学力が飛躍的に伸びます。
転職にもかなり有利です。 また海外で戦える語学力+海外勤務経験があれば、
なぜなら日系企業においては、語学が出来て海外で戦える海外人材が慢性的に不足しているからです。
私の様に海外志向が強い人にとって、海外駐在はメリットしかないと思えるでしょう。
海外駐在員の待遇について詳しく解説した記事も書いていますので、興味のある方は下のリンクからどうぞ。
海外駐在のデメリット
海外なんかに行きたくない人にとって、海外駐在はデメリットとしか感じられないでしょう。
実際、語学が出来る訳でもなく、海外志向でも無い人に海外駐在させる会社もあったりすると聞きますが・・・
一方キホン海外駐在にメリットを感じている海外駐在肯定派にも、デメリットはいくつかあります。
- 赴任帰任時期は会社次第
- 帯同する家族に負担がかかる
- 配偶者のキャリアに影響が出る
- 業務量が増える
- 帰任したら降格された気分になる
例えば上記の通りで、赴任帰任時がコントロールできない、また家族の負担が増えるというのが大きいでしょうか。
現地校に通う子供達、キャリアを中断し異国の地で生活する配偶者への負担はハンパじゃないです。 特に異国の地で
また駐在中は現法責任者や工場長など職位が高かったのに、帰任すると中間管理職や一般職に戻るというのも降格された気がして凹みます。
海外駐在にはこれらのデメリットがあることを踏まえた上で、海外赴任を目指しましょう。
海外勤務のメリット・デメリットについて詳しく解説した記事も書いていますので、興味のある方は下のリンクからどうぞ。
海外駐在員になるまでのロードマップ
さて、このパートでは普通の会社員が、海外駐在員になるまでの道のりを詳しく解説します。
日系グローバル企業で働こう
海外に拠点があるグローバル企業で働くことがマストです。 海外駐在員になるには、
当たり前ですが、日本にしか拠点がない会社で、いくら歯を食いしばって頑張っても海外駐在員にはなれないです。
海外駐在員として働く上でテッパンなのは、海外に拠点を多く持つ大手商社か大手メーカーです。
- 海外に拠点を持つ商社
- 海外に拠点を持つメーカー
例えば、三菱商事とかトヨタ自動車みたいな会社です。ただトヨタのような超大手企業ではなく、中小企業でも海外駐在員になることができます。
また、外資系企業も海外駐在員として働く可能性が極めて低くなります。
なぜなら外資系企業は、外国が本社で日本は一拠点でしかなく、むしろ外国にある本社から日本の拠点に海外駐在員が送り込まれからです。
- 例えば本社がドイツ
- 日本にある出先が海外現法にあたる
- ドイツ本社から日本現法に来るドイツ人が海外駐在員
ドイツ本社から日本に送り込まれるドイツ人をまとめたのが上記です。
外資系の海外駐在員=くれぐれも会社選びでコケないように気を付けましょう。
海外駐在求人に強い転職エージェントについて解説した記事も書いていますので、興味のある方は下のリンクからどうぞ。
僕は海外駐在後ビズリーチで転職しました【海外志向の人にビズリーチをおすすめする3つの理由】
【海外駐在後に40代のオッサンが無謀にも転職!?】海外求人に強いおすすめの転職エージェント3選
日本国内で仕事を覚えよう
海外駐在員には日本から遠く離れた外国でも、自力で仕事をこなせる高い業務遂行能力が求められます。
本社の目が届かない場所で仕事をする訳ですから、いい加減な人やサボリーマンを海外拠点に送り込むわけにはいきませんからね。
語学だけ超堪能で仕事ポンコツな人も海外駐在員候補者から外れます。 また
言わずもがなですが、語学は現地の人とコミュニケーションをとる為のツールにすぎません。
自力で仕事を進める力が無ければ海外駐在員にはなれませんので、まずは日本国内でしっかり仕事を覚えましょう。
海外ビジネスに必要な英語を習得しよう
海外駐在員にとって欠かせないスキル、それが英語です。
全く説得力がありません。 英語もしくは赴任地の現地語が全くできない人が、海外赴任を希望しても
海外赴任候補者に入る為にも、語学は頑張って身につけましょう。
- TOEICのスコアをアップさせる
- 英会話でスピーキング力を鍛える
まず、一番分かりやすいのがTOEICスコアです。
『私英語喋れます』と口頭で言われるよりも、TOEICのスコアが高い方が説得力があります。
口頭ならなんとでも言えますが、スコアは誤魔化しようがないですから。
多くの会社は海外赴任者を選定するのにTOEICスコアを参照しているので、頑張ってハイスコアをとりましょう。
せめて700点以上は欲しいところ。 海外赴任したいという人は、800点オーバーとは言わないまでも
700点オーバーであれば、短い期間でも努力すれば取れるスコアです。
TOEICスコアをアップさせるのに使った問題集について解説した記事も書いていますので、興味のある方は下のリンクからどうぞ。
TOEIC900点超えの為に使ったおすすめ問題集3選【気合と根性の反復練習で攻略】
とはいえ・・・TOEICスコアだけ高くても、英語が話せなければ赴任した時に仕事や生活で困ることになります。
オンライン英会話などを活用して、ビジネスと生活の両方で使えるスピーキング力を身につけましょう。
ぶっちゃけ英語のスピーキングは短期間で身に着くものではなく、年単位で取り組む覚悟で臨む必要があります。
🌎ただ英語を身に着けると仕事面と生活面の両方が豊かになりますので、ライフワークと思って踏ん張りましょう。
私も使っている人気オンライン英会話『ネイティブキャンプ』について解説した記事も書いていますので、興味のある方は下のリンクからどうぞ。
【英語が苦手なのに海外駐在することになった!?】そんな人にはネイティブキャンプがおすすめです
海外営業として働いて仕事を覚えよう
仕事は覚えた、英語もある程度使えるようになった、さあいよいよ海外赴任・・・ちょっと待ってください。
海外拠点に出してもらえないんです。 それだけでは
海外赴任する前に、海外営業部や海外事業部で、海外顧客を相手に海外ビジネスの実務を経験するべきです。
なぜなら海外ビジネスには、国内ビジネスと違って貿易実務や英文契約書の知識などが必要だからです。
- 貿易実務
- 英文契約書レビュー
- 英語力(メール、電話)
- 営業力(拡販、交渉力)
海外営業部で働くことにより得た知識やスキルは、海外駐在時にそのまま活かすことができます。
海外拠点でも貿易実務の知識は必要ですし、顧客と英文契約書のやり取りをしますので。
海外赴任時の苦労を軽減する為にも、海外営業部や海外事業部でしっかり海外ビジネスを覚えましょう。
海外営業について解説した記事も書いていますので、興味のある方は下のリンクからどうぞ。
【元海外営業が解説】海外営業になるまでのキャリアパスに必要な行動は4つ
海外駐在希望を猛烈アピール
国内の仕事と海外の仕事を覚えた、英語を使って仕事もできるようになった・・・
コレ結構あるあるです。
海外赴任の時期は会社次第で自分でコントロールできません。 前述の通り、
駐在員の交代時期やリソース配分など理由は様々ですが、時と場合によっては数年お呼びがかからないこともあります。
海外駐在希望を猛アピールしましょう。 待っていてもチャンスはやってきません、駐在員入れ替え時期が来た時に声がかかるよう
- 海外駐在員の交代時期がまだ先
- 業績が悪くなり駐在員を出す余裕がない
- 今いる部署に自分の代わりがいない
ちなみに私は海外営業から海外赴任するまでに2年程度かかりました。これでもまだマシな方かもしれません。
海外駐在希望の読者さんが早く海外赴任できますように・・・
海外駐在員の業務内容
さて、海外駐在員になる為のロードマップとはズレますが、せっかくなのでここでは海外駐在員の業務内容について解説します。
🌎業界、業種、職種によって業務内容は異なりますが、あくまで私が経験したベースで書きますので予めご了承ください。
- 海外現法のマネジメント
- 営業活動
- 人事・労務業務
- 総務業務
海外現法のマネジメント
私は日系メーカーのアメリカ現地法人で現法責任者として働いていました。
駐在員 = 現法社長でした。 小さな組織で、海外駐在員は私だけという環境だったので
現法のマネジメントを任されていて、本社へのレポーティング業務に追われていたのを覚えています。
- 月次決算の報告
- 固定費予実報告
- 各案件の進捗状況報告
出張者アテンド
🛫日本からエライサンが来た時に、アテンドするのも海外駐在員の大事なミッションです。
- 空港 – ホテル間の送迎
- 飲み屋の手配
クッソ忙しい時に限ってエライサンが出張で来たりします。 通常業務が
スキマ時間で業務をこなしながら、エライサンの身の回りのお世話をするのは大変でしたが、エライサンと仲良くなれたので結果オーライです。
営業活動
現法社長とはいえ、しょせんは小さな組織の責任者です。
従業員が少ないので、必要に応じて自ら営業に出ます。
- 部下の営業担当に同行する
- 部下の仕事が回らない時にヘルプする
営業に出るケースは上記の通りで部下に同行することもあれば、一人で動くこともありました。
事務所にこもってパソコンと睨めっこしてばかりだとストレス溜まるので、外に出てお客さんに行くのは良い気分転換にもなりました。
人事・労務・総務業務
人を雇い、評価するのも駐在員の仕事です。
小さな組織に人事や総務を専門的に扱う部署など存在しないのです。 ハイ、
- 従業員の勤怠管理
- 従業員の雇用、評価、解雇
- 医療保険の選択
上記の様な業務も片手間でやっていました。
⌚これらの業務って結構時間食われるんですよ。
自分の引き出しを増やす意味でとても良い経験になったと思います。 まあ、人事や総務の業務は現法で働くまでやったことがなかったので、
海外駐在員の業務内容について解説した記事も書いていますので、興味のある方は下のリンクからどうぞ。
海外で働きたいなら海外駐在員になろう
凡人が海外で働くなら『海外駐在』が最も現実的でリスクの低い選択肢です。
- 海外で働くを実現するのが海外駐在
- 海外駐在員とは海外で働くサラリーマン
- 凡人OK、特別な才能はいらない
- 海外駐在のメリット
- 給料が増える
- 役職が上がる
- 語学力が伸びる
- 転職しやすくなる
- 海外駐在のデメリット
- 赴任帰任時期は会社次第
- 帯同する家族に負担がかかる
- 業務量が増える
- 帰任したら降格された気分になる
- 海外駐在員になるまでのロードマップ
- 日系グローバル企業で働こう
- 日本国内で仕事を覚えよう
- 海外ビジネスに必要な英語を習得
- 海外営業として働いて海外業務を覚える
- 海外駐在希望を猛アピールする
海外駐在員になる方法、なんとなくイメージできるようになったのではないでしょうか?
そう、書き出してみたらそんなに難しくないんです。
- 日系グローバル企業で働く
- 日本国内で仕事を覚える
- 英語を勉強する
- 海外営業をやって海外業務を覚える
- 会社に海外赴任したいと主張する
・・・とくすぶっているソコのアナタ、コツコツ努力すれば海外駐在できますからチャレンジしてみて下さい。
このサイトを通じて全力で応援しますので。
このサイトの読者さんが、海外駐在員として海外で活躍されることを、心より願っています。