- ビジネスで使う英語を学べる本は?
- 英語のメールが書けるようになるには?
- 海外ビジネスに必要なスキルを身に着けるには?
- ビジネスで使う英語を学びたい
- 英語のメールが書けるようになりたい
- 海外ビジネスに必要なスキルを身に着けたい
これらの悩みを解決する記事です。
🌎私は日系メーカーで働いているのですが、近年日本国内市場が飽和しており海外市場の攻略がマストとなっています。
会社はリソースを国内市場から海外市場にシフトさせており、従業員は海外ビジネスの知識を得る必要に迫られています。
この状況は勤め先に限ったことではなく、どこの会社も海外市場にリソースを振り向けていることでしょう。
この記事では、海外営業や海外駐在など海外事業に携わる人に必要な知識が身に着けられる本を紹介しますので、興味のある方はお付き合い下さい。
海外ビジネスに必要なスキルを身に着ける本
海外営業や海外勤務で海外ビジネスに携わる場合、語学だけでなく海外ビジネスを進める為のスキルや知識が必要です。
なぜなら海外ビジネスは日本国内のビジネスとは、大きく進め方が異なるからです。
- 基本的に使う言語は英語
- 客先と英語でメールのやり取りをする
- 客先と電話や対面で英会話する
- 英文契約書のレビューをする
- 商品出荷時に貿易実務の知識を活用する
上記の通り、日本国内では全く必要ないスキルや知識を使って業務を遂行することになります。
本で海外ビジネスに必要なスキルを身に着けよう
海外ビジネスに必要なスキルと知識ですが、実際に自分の手を動かすのが一番早く覚えられます。
・・・とまあこんな声が聞こえてきそうですが、実務をやる、やらないに関わらず業務に関連する本は読んでおくべきです。
- 英文法の基礎を身に着ける為の本
- 英文メールの書き方を学ぶ本
- ビジネス英会話を学ぶ本
- 英文契約書を学ぶ本
- 貿易実務を学ぶ本
例えば海外営業や海外駐在するのであれば、上記の様な本は一通り読んでおいた方が良いです。
実際に業務で必要になる知識だし、逆にこれらの知識が無いと業務に支障が出てしまいます。
他にも身につけなければならない知識はたくさんありますが、まずは海外事業に最低限必要な知識を身につけましょう。
海外ビジネスで失敗しない為に英文法の本を読もう
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英文法をおろそかにしない
・・・なんて言う人がいますが、英文法は読み書きをする上で非常に大事です。
なぜなら英文法がグチャグチャだと、相手のとのやり取りで誤解が生じることがあるからです。
例えば海外のお客さんとの間で大きな金額の取引をしていて、意思疎通が上手くいかず誤解が生じたら会社は大きな損害を被ります。
反復練習で体に覚えさせよう
余程の天才でない限り参考書買って1回読んでも英文法は身に着きません。
英文法は1冊の本を何回転も読んで、徐々に定着していくものです。
ここで紹介している分厚いEvergreenは、英文法学習書の定番で身に着けるべき英文法のほぼ全てをカバーしています。
分厚いので読むのに根気がいりますが、何回転も読んで英文法を体に覚えさせましょう。
実際に僕はEvergreenを5回転読んで、英文法を体に刷り込みました。
【海外ビジネスに必要なスキル】英文メールの本を読もう
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海外顧客とのやり取りはメールがメイン
海外顧客とのやり取りでは、メールを一番多く使います。
電話だと相手の都合次第で捕まらなかったりしますが、メールであれば相手の都合や時差を気にしなくて良いからです。
型を覚えれば英文メールは怖くない
英語でメールのやり取りと聞くと、難しそうなイメージを持ってしまいますが、慣れてしまえば大丈夫です。
海外ビジネスで使う英文メールはパターンが決まっているので、型を覚えてしまえばスラスラ書けるようになっていきます。
Hello James,
We have 100pcs of EFG-machines in stock as of today.
Regards,
Shine
ジェームスさん、本日時点でEFGマシン100台の在庫があります。
英文メールの本を参考にして、テンプレートを何パターンか作ってしまうと業務を効率化できますよ。
ビジネスで使う英文メールについて詳しく解説した記事も書いていますので、興味のある方は下のリンクからどうぞ。
ビジネスで使う英語のメール【問い合わせへの返信編】※コピペOK
【海外ビジネスに必要なスキル】ビジネス英会話の本を読もう
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海外顧客からの電話応対
ビジネスシーンにおける英語での会話は結構ハードルが高いのですが、海外ビジネスに携わっていると避けては通れません。
納期トラブルや重大品質問題等で緊急性が高い場合は、海外顧客から電話がかかってきます。
まずは本で基本的な電話応対を学び、簡単なビジネス英会話が出来るようになりましょう。
メールアドレスを教えてメールでのやり取りに切り替えましょう。
電話で相手の言っていることが判らなければ、- 自分:Can I have your email address?
- 客先:It’s “shine@abc.com”.
- 自分:Thank you. I’m going to email you right away.
・メールアドレスを教えて下さい。
・shine@abc.comです。
・ありがとうございます。すぐにメールします。
ミーティングでビジネス英会話
🌎海外ビジネスに携わっていると、打合せでビジネス英会話を話す機会が出てきます。
- 海外のお客さんが工場や本社に来社
- 海外出張して海外のお客さんを訪問
打合せでのビジネス英会話は、上記のように海外顧客が来る場合と自分が客先を訪問する場合が想定されます。
繰り返し練習して徐々に上達させるしかないです。
英語のスピーキングは英語のライティングよりも難しいですが、もうこればかりは
何度も心が折れそうになりますが、続けていれば少しずつ上達しますので根気よく継続しましょう。
👂僕はビジネスで使える表現を習得する為に『即戦力がつくビジネス英会話』の付属CDをMP3に落として通勤中に何度も聞きました。
【海外ビジネスに必要な知識】英文契約書の本を読もう
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NDA(機密保持契約書)を読む
海外のお客さんと取引を始める前に締結するのが、NDA(機密保持契約書)です。
NDAは自社と客先の間で機密情報を漏らさないようにする為の契約書です。
細かくレビューするのは法務部門の仕事ですが、海外ビジネスに携わる人は読めたほうが良いです。
特に海外顧客の窓口をやる海外営業や海外駐在員は、法務へ回す前にNDAドラフトに目を通してポイントを押さえておいた方がベターです。
- 気になるポイントは何か?
- 不利な条件が盛り込まれていないか?
NDA(機密保持契約書)は型が決まっていて、似たり寄ったりです。
本を一冊読んでパターンを覚えてしまいましょう。
取引基本契約書を読む
🌎海外のお客さんと取引を開始する際、取引基本契約を締結します。
海外ビジネスにおいては、言った言わないのトラブルを避ける為、取引開始前に細かい決め事を言語化するのです。
NDA同様契約書をレビューするのは法務部門ですが、海外ビジネスに携わる人は読めた方が良いです。
英文契約書の本を読めば、取引基本契約書のポイントがある程度掴めるはずです。
貿易実務や英文契約書の業務内容を解説した記事も書いていますので、興味のある方は下のリンクからどうぞ。
【元海外営業が解説】海外営業のキャリアパスに必要な行動は4つ
【海外ビジネスに必要な知識】貿易実務の本を読もう
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国際物流の基本を押さえよう
🌎海外ビジネスと国内ビジネスでは物流のフローが全然違います。
工場出荷 ⇒ トラックで客先へ配達
工場出荷 ⇒ フォワーダーへ搬入 ⇒ 輸出通関 ⇒ 輸出 ⇒ 輸入 ⇒ 輸入通関 ⇒ トラックで客先へ配達
🚢シンプルな国内物流と違い、国際物流の場合は輸送フローの途中でトラブることが多々あります。
トラブル発生時、フォワーダーや客先とやり取りするにしても、国際物流の知識が無ければ会話が成り立ちません。
インコタームズを覚えよう
マストです。
海外ビジネスに携わる人にとってインコタームズの知識習得はなぜならインコタームズによって、輸送費や送り主が出荷する荷物の責任がどこまでかが決まるからです。
- EXW: Ex Works(工場渡し)
- FCA: Free Carrier(運送人渡し)
- DDP: Delivered Duty Paid(関税込持込渡し)
- FOB: Free on Board(本船渡し)
- CIF: Cost, Insurance and Freight(運賃保険料込み)
上記は代表的なインコタームズで、これらは現場で仕事しているとよく目にします。
インコタームズを知らないと見積書作成すらできませんので必ず覚えましょう。
インコタームズについては、JETROのWEBサイトや貿易実務の本に詳しい解説が掲載されています。
本で得た知識を海外ビジネスに活かそう
この記事では海外ビジネスに必要な知識やスキルを身に着ける為の本を紹介しました。
- Evergreen
- 英文法をおろそかにしない
- 反復練習で体に覚えさせる
- ビジネスで1番よく使う英語Eメール
- 海外顧客とのやり取りは基本メール
- 英文メールは怖くない
- 即戦力がつくビジネス英会話
- 海外顧客からの電話応対
- 打合せでビジネス英会話
- はじめてでも読みこなせる英文契約書
- NDAを読む
- 取引基本契約書を読む
- 貿易実務ハンドブック
- 国際物流を覚えよう
- インコタームズを覚えよう
海外ビジネスの業務を遂行するには、専門的な知識とスキルが必要です。
グローバル人材は貴重な存在です。
日系企業においては、これらのスキルや知識を持っている
リストラ、会社の倒産など何が起こってもおかしくないですし、まさに明日は我が身です。
でも海外事業に携わる能力があれば、リストラのリスクを下げられるし会社が倒れても転職しやすくなります。
他の人と差別化する為にも、英語を始めとする海外ビジネスに必要なスキルを身に着けて、最後まで生き残りましょう!