- ビジネスで使う英語を学べる本は?
- 英語のメールが書けるようになるには?
- 海外ビジネスに必要なスキルを身に着けるには?
- ビジネスで使う英語を学びたい
- 英語のメールが書けるようになりたい
- 海外ビジネスに必要なスキルを身に着けたい
これらの悩みを解決する記事です。
この記事で紹介する本は、実際に僕が海外ビジネススキルを身に着ける為に読んだ本ですので参考にして下さい。
目次
海外ビジネスに必要なスキルを身に着ける本
海外ビジネスに必要なスキルと知識
海外営業や海外勤務で海外ビジネスに携わる場合、語学だけでなく海外ビジネスを進める為のスキルや知識が必要です。
なぜなら海外ビジネスは日本国内のビジネスとは、大きく進め方が異なるからです。
- 基本的に使う言語は英語
- 客先と英語でメールのやり取りをする
- 客先と電話や対面で英会話する
- 英文契約書のレビューをする
- 商品出荷時に貿易実務の知識を活用する
上記の通り、日本国内では全く必要ないスキルや知識を使って業務を遂行することになります。
本を読んでスキルを身に着けよう
海外ビジネスに必要なスキルと知識ですが、実戦で鍛えるのが手っ取り早いです。
また本を読めば更にスキルや知識が深くなり定着しやすくなります。
- 英文メールの書き方を学ぶ本
- ビジネス英会話を学ぶ本
- 英文契約書を学ぶ本
- 貿易実務を学ぶ本
上記のスキルを身に着ける為の本は、オンラインか書店で簡単に手に入ります。
今回は実際に僕が海外ビジネスに必要なスキルを身に着ける為に読んだ本を紹介します。
似たような本は沢山ありますので、自分にあった本を選んでもらえれば良いと思います。
海外ビジネスに必要な英文法を学ぶ為に本を読もう
英文法をおろそかにしない
「英文法なんて気にしなくていーじゃん」と言う人がいますが、英文法は読み書きをする上で非常に大事です。
なぜなら英文法がグチャグチャだと、相手のとのやり取りで誤解が生じることがあるからです。
海外ビジネスにおいては、大きな金額のお金が動きますので、英文法をしっかり勉強し問題なく読み書きできるようにしましょう。
反復練習で体に覚えさせよう
余程の天才でない限り参考書買って1回読んでも英文法は身に着きません。
英文法は1冊の本を何回転も読んで、徐々に定着していくものです。
ここで紹介している分厚いEvergreenは、英文法学習書の定番で身に着けるべき英文法のほぼ全てをカバーしています。
分厚いので読むのに根気がいりますが、何回転も読んで英文法を体に覚えさせましょう。
実際に僕はEvergreenを5回転読んで、英文法を体に刷り込みました。
海外ビジネスに必要な英語メールの本を読もう
海外顧客とのやり取りはメールがメイン
海外顧客とのやり取りでは、メールを一番多く使います。
当たり前ですが、移動費等のコストがかからない上に海外との時差も気にしなくて良いからです。
英文法を身に着けた後は、英文メールをしっかり書けるようにスキルを磨きましょう。
型を覚えれば英文メールは怖くない
英語でメールのやり取りと聞くと、難しそうなイメージを持ってしまいますが、慣れてしまえば大丈夫です。
なぜなら海外ビジネスで使う英文メールはパターンが決まっているので、型を覚えてしまえばスラスラ書けるようになるからです。
Hello James,
We have 100pcs of EFG-machines in stock as of today.
Regards,
Shine
ジェームスさん、本日時点でEFGマシン100台の在庫があります。
英文メールの本を一冊買って、上記のような英文メールの型を覚えてしまいましょう。
海外ビジネスに必要なビジネス英会話の本を読もう
海外顧客からの電話応対
英語での会話は結構ハードルが高いのですが、海外ビジネスに携わっていると避けては通れません。
納期トラブルや重大クレーム等で緊急性が高い場合は、海外顧客から電話がかかってきます。
まずは本で基本的な電話応対を学び簡単なやり取りが出来るようになりましょう。
電話で相手の言っていることが判らなければ、メールアドレスを教えてメールでのやり取りに切り替えましょう。
- 自分:Can I have your email address?
- 客先:It’s “shine@abc.com”.
- 自分:Thank you. I’m going to email you right away.
・メールアドレスを教えて下さい。
・shine@abc.comです。
・ありがとうございます。すぐにメールします。
ミーティングでビジネス英会話
海外ビジネスに携わっていると、打合せでビジネス英会話を話すシーンに遭遇します。
- 海外のお客さんが工場や本社に来社
- 海外出張して海外のお客さんを訪問
打合せでのビジネス英会話は、上記のように海外顧客が来る場合と自分が客先を訪問する場合が想定されます。
英語のスピーキングは英語ライティングと比べて難しいですが、繰り返し練習して徐々に上達するしかありません。
僕はスピーキングを鍛える為に即戦力がつくビジネス英会話の付属CDをMP3に落として移動中に何回も聞いていました。
海外ビジネスに必要な英文契約書の本を読もう
NDA(機密保持契約書)を読む
海外のお客さんと取引を始める前に締結するのが、機密保持契約書です。
NDAは自社と客先の間で機密情報を漏らさないようにする為の契約書です。
レビューするのは法務部門の仕事ですが、海外ビジネスに携わる人は読めたほうが良いです。
NDAは型が決まっているので本を一冊読んで覚えてしまいましょう。
取引基本契約書を読む
海外のお客さんと取引を開始する際、取引基本契約を締結します。
海外ビジネスにおいては、言った言わないのトラブルを避ける為、取引開始前に細かい決め事を言語化するのです。
NDA同様契約書をレビューするのは法務部門ですが、海外ビジネスに携わる人は読めた方が良いです。
英文契約書の本を1冊買って読み込みましょう。
海外ビジネスに必要な貿易実務の本を読もう
国際物流の基本を押さえよう
海外ビジネスと国内ビジネスでは物流のフローが全然違います。
工場出荷 ⇒ トラックで客先へ配達
工場出荷 ⇒ フォワーダーへ搬入 ⇒ 輸出通関 ⇒ 輸出 ⇒ 輸入 ⇒ 輸入通関 ⇒ トラックで客先へ配達
シンプルな国内物流と違い、国際物流の場合は輸送フローの中でトラブることが多々あります。
トラブル発生時、フォワーダーや客先とやり取りするにしても、国際物流の知識が無ければ会話が成り立ちません。
現場で仕事をこなせば覚えられますが、より深い知識を得る為にも本を1冊読み込みましょう。
インコタームズを覚えよう
海外ビジネスに携わる人にとってインコタームズの知識習得はマストです。
なぜならインコタームズによって、輸送費や送り主が出荷する荷物の責任がどこまでかが決まるからです。
- EXW: Ex Works(工場渡し)
- FCA: Free Carrier(運送人渡し)
- DDP: Delivered Duty Paid(関税込持込渡し)
- FOB: Free on Board(本船渡し)
- CIF: Cost, Insurance and Freight(運賃保険料込み)
出典:JETRO インコタームズ2010
上記は代表的なインコタームズで、これらは現場で仕事しているとよく目にします。
インコタームズを知らないと見積すらできませんので必ず覚えましょう。
インコタームズや貿易に必要な知識は『貿易実務ハンドブック』に網羅されていますので、これ1冊読んで知識を習得しましょう。
本5冊読んで知識を海外ビジネスに活用しよう
この記事で紹介した『海外ビジネスに必要なスキルを身に着ける本5選』を読めば、海外ビジネスに必要な知識やスキルの基礎が身に着きます。
- Evergreen
- 英文法をおろそかにしない
- 反復練習で体に覚えさせる
- ビジネスで1番よく使う英語Eメール
- 海外顧客とのやり取りは基本メール
- 英文メールは怖くない
- 即戦力がつくビジネス英会話
- 海外顧客からの電話応対
- 打合せでビジネス英会話
- はじめてでも読みこなせる英文契約書
- NDAを読む
- 取引基本契約書を読む
- 貿易実務ハンドブック
- 国際物流を覚えよう
- インコタームズを覚えよう
海外ビジネスの業務を遂行するには、専門的なスキルと知識が必要です。
これらのスキルや知識を有する、グローバル人材は会社の中で貴重な存在となり年収アップが狙えます。
またこれらのスキルや知識を持つグローバル人材は、市場価値が高いので求人が多く転職にも有利です。
今回紹介した『海外ビジネスに必要なスキルを身に着ける本5選』で勉強しキャリアアップと年収アップを狙いましょう。