- TOEIC用問題集の種類が多すぎて選べない
- 会社の昇格試験の時にTOEICも受けなきゃいけない
- 海外赴任する為にTOEICのスコアを上げなきゃいけない
会社から受けさせられるTOEICテスト、試験前は憂鬱になりますよね。入社、昇格、海外赴任等々、もはやTOEICは会社員が避けては通れないテストとなりました。
実際僕が勤める会社でも昇格試験時にはTOEICを受験させられますし、次の様な時にTOEICスコアが参照されます。
- 管理職昇格試験
- 海外人材中途採用時
- 海外赴任者選抜
例えば僕の場合、TOEICスコアがある程度高かったおかげで海外営業への異動が叶ったり、海外赴任の希望が通りました。
先に勤め先のケースを紹介しましたが、最近は多くの会社がTOEICスコアを人事の判断基準として活用しているようです。
例えば下のデータを見れば、多くの企業がTOEICスコアを『昇進、昇格の要件としている』或いは『要件とする可能性がある』としていることが分かります。
人事考課で活用されるTOEIC® Program
TOEIC Programの各テストスコアを昇進・昇格の「要件としている」「参考としている」「新たに要件・参考とする可能性がある」企業の比率は、いずれの役職も4割前後です。
英語が苦手な人にとっては地獄でしかないのですが、●●●点超えないと昇格できないといったシステムである以上やるしかないですね・・・
50%以上の企業が海外出張や海外赴任者の選抜にTOEICスコアを利用しているそうです。
また下記IIBCのデータによれば、企業の5~6割が海外出張・赴任者選抜の要件や参考にTOEIC® Programを活用
TOEIC Programを実施している企業・団体の5~6割が、海外出張や赴任者の選抜時にスコアを要件または参考としています。
ということで、海外へ出張してバリバリ働きたい人や、海外駐在して一発当てたい人にとってはTOEICスコアのアップがマストです!
ちなみに勤め先入社時における僕のスコアは、800点台後半でした。しかし意識高いツイッタラーに触発されて900点台を目指し、900点超え達成しました。
- 公式問題集を買って反復練習
- 公式問題集は最も本番に近い問題集
- 究極の模試を買って反復練習
- 究極の模試は採点センターで自動採点
- 究極の模試は動画解説が視聴できる
TOEIC900点超えの為に、実際に僕が使った問題集を紹介しますので是非最後までお付き合いください。
この記事では
TOEIC900点超えの為に使ったおすすめ問題集3選
いきなり結論から書きますが、僕がTOEIC対策で使ったのは下記3種類です。
- 公式TOEIC Listening & Reading問題集
- TOEIC L&Rテスト究極の模試600問
- TOEIC L&Rテスト至高の模試600問
気合と根性の反復練習で攻略
- たった3ヵ月だけで・・・
- 聞き流すだけで・・・
- YouTubeを見るだけで・・・
世の中に上記のようなフレーズが溢れかえっていますが、残念ながら全部ウソです。『〇〇だけで~・・・』は全部詐欺だと思った方が良いです。
TOEICのスコアを上げたいのなら『気合と根性の反復練習』・・・スポーツなんかと一緒でもうコレに尽きます。
魔法のスマホアプリ使ってTOEIC攻略した・・・なんて言ってみたいところですが、僕がやったのは問題集を買ってアホほど反復練習した・・・ホントこれだけです。
ウルトラCを紹介できなくてスミマセン、でも本当にTOEICスコアを上げるには『鬼の反復練習』が近道なんですよ。
TOEICスコア955点でした
『偉そうに言っているけど、じゃあShineはTOEIC何点なんだよ?』という声が聞こえてきそうです。僕のスコアは955点です。参考までに過去のツイートを貼っておきます。
TOEIC合格しました。Twitterの世界では900以上で合格なんでしょ!?えっ、アメリカ駐在してたんなら満点とれや!? ツイッタ民は他人に厳し過ぎるんですよ。因みに900超えても1円足りとも給料上がりません。リストラ回避のお守りくらいにはなるんかなぁ…。(TOEICに合否無いとかいうマジレス要りません) pic.twitter.com/ZVI2Qxfh6P
— Shine (@Lazy_Kaishine) November 9, 2021
普通のスコアかもですが、一般的にはそれなりのスコアのはずなので記事の信頼性も担保されると思います。
意識高いツイッタラーの人達からすれば前述の通り僕は20代後半(現在40代です・・・)の時にTOEICを受け、その時のスコアが800点代後半でした。
🌎その後、海外営業 ⇒ アメリカ駐在を経て帰任した訳ですが、以降TOEICと真剣に向き合うことはありませんでした。
とはいえ仕事で英語を使っているので、久しぶりに気合を入れて受けてみようと思いました。ただ昔よりスコアが下がると凹むので、ガッツリ準備をしてから臨みました。
結果は先に貼ったツイートの通りで、TOEICは準備すれば結果を出しやすいですね。さて次のパートでは僕が実際に使った問題集について解説します。
公式問題集でTOEIC対策
まずは定番の『公式TOEIC Listening & Reading 問題集』です。
本番に最も近い公式問題集
この問題集3,300円と良いお値段しますが、絶対外せません。理由をまとめると下記の通りです。
- ETSが実際のテストと同じプロセスで制作している
- CDには本番テスト同じスピーカーの声が収録されている
- テスト2回分(400問)収録されている
- 解答、和訳、解説、音声スクリプトが掲載されている
とどのつまり公式問題集を使えば、本番と同じ形式、本番と同じ音声で『気合と根性の反復練習』ができるということです。
中途半端な問題集を買ったり、訳の分からない講座やアプリに課金するくらいなら、公式問題集をやり込んでください。
3,300円という値段は高く感じますが、3,300円で人生好転する可能性があると思えば激安の投資です。
課金型のスマホアプリやTOEIC講座なんかだと、その何倍ものお金が飛んでいきます。
公式問題集をやり込んで『まだまだ物足りない』とか『もっとたくさん問題解きたい』という方は、次のパートで紹介する問題集も検討ください。
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模試でTOEIC対策【600問収録の問題集】
『公式問題集では足りない、もっと問題数をこなしたい』という人のおすすめなのが、『TOEIC L&Rテスト究極の模試600問』です。
電話帳を彷彿とさせるこの分厚さ!ボリューム満点です。
TOEIC L&Rテスト究極の模試600問+
公式問題集と同じ位オススメなのが『TOEIC L&Rテスト究極の模試600問+』です。
公式問題集に収録されているのはテスト2回分で、高得点を狙うには量が足りないし、何回転かすると問題と解答を覚えてしまいます。
しかし『TOEIC L&Rテスト究極の模試600問+』にはなんとテスト3回分(600問) + 復習テスト1回分(200問)が収録されています。
画像の通り、『究極の模試』は公式問題集の倍くらい分厚いです。そして『TOEIC L&Rテスト究極の模試600問+』は、ただ問題数が多いだけではありません。
- スマホやタブレットを使って解答可能
- テスト採点センターで自動採点される
- 各解答の解説が超丁寧
- 600問すべての解説動画が視聴できる
- リスニング問題はPC、スマホ、タブレットにDL可能
- 書籍を購入すると電子版が無料で利用できる
上記が『TOEIC L&Rテスト究極の模試600問+』の特徴です。TOEICの世界では超有名なヒロ前田先生が作った問題集だけあって、文句のつけようがない教材となっています。
重鎮であるヒロ前田先生の解説が問題集の中だけでなく、動画でも視聴出来て3,300円ってコスパ最強です。
アルクのテスト採点センター(上の画像参照)にアクセスすれば、スマホやタブレットをポチポチするだけで模試の解答ができます。
下にアルクのテスト採点センターへのリンクを貼っておきます。
模試の解答終了後『解答する』(上の画像参照)ボタンをポチると、模試のスコアが表示されます。
『解答する』ボタンを押した後、各パート毎の正答数(上の画像参照)が表示されます。
画面を少し下にスクロールするとレーダーチャート(上の画面参照)が、自分の弱点が可視化されます。
スマホやタブレットで解答できる上に、模試のスコアまで自動採点できるのは嬉しいですね。自分の弱点を把握して重点的に対策できますので。
究極の模試では『3回チャレンジ法プラス』が推奨されています。とどのつまり『3回転ヤレ』ということですね。
TOEICのスコアを上げたければ、四の五の言わず繰り返し問題を解けということでしょうか。確かにやればやるほど問題慣れするので理にかなっています。
非の打ちどころが無さそうな『TOEIC L&Rテスト究極の模試600問+』ですが、あえてデメリットを挙げるとしたら収録されている音声です。
『TOEIC L&Rテスト究極の模試600問+』の音声は、本番テストのスピーカーによるものではありません。
TOEICテスト本番の音声に慣れておくためにも、TOEIC公式問題集との併用をおススメします。
前述の通り『TOEIC L&Rテスト究極の模試600問+』の価格は、3,300円と書籍としては一瞬高く感じてしまいます。
しかし〇〇万円するTOEIC講座や、毎月お金を吸い取られるスマホアプリなんかと比べたら激安です。
魔法のTOEIC講座や他力本願アプリなどに頼る前に、まずは『鬼の反復練習』をやってみてください。
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TOEIC L&Rテスト至高の模試600問
僕は『TOEIC L&Rテスト至高の模試600問』も購入して『気合と根性の反復練習』を実行しました。
しかしぶっちゃけ公式問題集と究極の模試600問+があれば『TOEIC L&Rテスト至高の模試600問』は不要です。
『TOEIC L&Rテスト至高の模試600問』は『TOEIC L&Rテスト究極の模試600問+』より前にリリースされた旧モデルみたいなものですので。
チキンな僕は不安を解消する為にもっと問題数をこなしたいと思って、至高の模試600問を買ってしまっただけです。
- スマホやタブレットを使って解答可能
- テスト採点センターで自動採点される
- リスニング問題はPC、スマホ、タブレットにDL可能
『TOEIC L&Rテスト至高の模試600問』の特徴は上記の通りで『TOEIC L&Rテスト究極の模試600問+』と同じくスマホで解答できたり、自動採点されたりと便利です。
ただし所詮は旧モデル、完成度では『TOEIC L&Rテスト究極の模試600問+』と比べて見劣りします。
公式問題集と究極の模試600問+の2種類があれば十分戦えるでしょう。
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TOEIC対策におすすめの問題集まとめ
この記事ではTOEIC900点超えを狙う為に使ったおすすめ問題集3種類を紹介しました。
- 気合と根性の反復練習で攻略
- たった3ヵ月で~は詐欺
- 聞き流すだけで~は詐欺
- YouTubeを見るだけで~は詐欺
- 公式問題集でTOEIC対策
- 『公式』は本番に最も近い公式問題集
- ETSが実際のテストと同じプロセスで制作
- 本番テスト同じスピーカーの声
- 模試でTOEIC対策【600問収録の問題集】
- TOEIC L&Rテスト究極の模試600問+
- スマホやタブレットを使って解答可能
- テスト採点センターで自動採点
- 600問すべての解説動画が視聴できる
- 『公式』と『究極の模試』があれば『至高の模試』は不要
僕の周りにはTOEIC900点超えていても仕事で英語使うの苦手な人いるし、英語が喋れない人もいっぱいいます。
ただ日系企業が人を雇う時や従業員を評価する時に見るのは英語が喋れるというアピールではなく、TOEICスコアのように可視化されたものです。
いくら口頭で『私英語が得意で英語を使って外国人とスムーズに交渉ができます。』と言われても信憑性がないですからね。
良くも悪くも日系企業においてはTOEICスコアがある程度高いだけで、評価してもらえますので乗っからない理由がないです。
たかがTOEIC、されどTOEIC、さあ今すぐ『鬼の反復練習』をスタートしましょう。
くれぐれも気合入れ過ぎて高額なコースに入会したり、他力本願スマホアプリに課金しないようにしてくださいね。
繰り返しますが、TOEICスコアアップに必要なのは3,000円強の少額投資と『鬼の反復練習』を継続する鉄の意志です。
この記事が読者さんのお役に立ったらメッチャうれしいです。
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