- アメリカ駐在が決まったので現地の銀行口座を開設したい
- アメリカ赴任が決まったので現地のクレジットカードを作りたい
- アメリカ赴任前に現地の
銀行口座とクレカの準備を進めたい - 帰任時における銀行口座とクレジットカードの解約手続きが知りたい
アメリカ赴任前から帰任するまで使った、アメリカの銀行口座とクレジットカードに関する記事です。
アメリカ赴任が決まり渡米の準備でバタバタしている中、赴任地で使う銀行口座やクレジットカードについて調べるのは結構手間です。
私はアメリカの銀行口座やクレジットカードについてあまり調べず渡米してしまい、随分と苦労しましたし損もしました。
ただでさえ忙しい渡米直後にバタバタしない為にも、ドル建てのクレジットカード(ANA CARD USA)だけは渡米前に申し込んでおきましょう。
以前はドル建ての銀行口座(ユニオンバンク)も渡米前に申し込むことが出来たのですが、現在は日本から申し込みが出来なくなっています。
三菱UFJ銀行がユニオンバンクの株式をUSバンクに譲渡した為です。
- アメリカ赴任前にANA CARD USAを申し込む
- アメリカ駐在3年目にChase銀行の口座を開設
- Chaseのクレジットカードを申し込む
- ANA CARD USAを解約する
- 帰任前にChaseの銀行口座を解約する
私がアメリカ駐在中に実際に使った銀行口座とクレジットカードについて詳しく解説しますので、少しお得なアメリカ駐在ライフを送りたい方は是非最後までお付き合いください。
アメリカ駐在中に使った銀行口座とクレジットカード
私はクレジットカードに特別詳しい訳ではないのですが、そんな私にも米系クレジットカードの破壊力は魅力的でした。
アメリカ赴任から帰任まで
私がアメリカ赴任から帰任するまでに使った銀行口座とクレジットカードは下記の通りです。
- ユニオンバンク
- Chase銀行
- Chase Sapphire Preferred
- Chase United Explore
- Chase Marriott Bonvoy
- AMEX Delta SkyMiles Gold
💳クレジットカードマニアからした超初心者レベルですが、それでもこれらカードのベネフィットの恩恵を受けることができました。
以降のパートでは、アメリカ赴任前から帰任までに行った銀行とクレジットカードの手続きについて、順を追って解説していきます。
アメリカ赴任前に銀行口座とクレジットカードを申し込む
💰アメリカ赴任するにあたり必ず必要なのが、現地で使うドル建て銀行口座とクレジットカードです。
これらが無いと生活が不便でしょうがないでのすが、実は渡米前に申し込みができるんです。
ユニオンバンクの銀行口座を開設しよう
三菱UFJ銀行がUSバンクに株式を譲渡したことにより、2022年11月22日をもって、新規受付を停止しています。
株式譲渡によりユニオンバンクは米系のUSバンク傘下となったものの、今のところ(日本人向けサービス)ジャパニーズカスタマーユニットは維持しています。
ただ今後日本語でのサービスが維持されるかは不透明です。米系銀行傘下いうこともあり将来的に英語のみの対応となるかもしれません。
アメリカ駐在が決まったら、まずはユニオンバンクの銀行口座(チェッキング口座)を開設しましょう。
三菱UFJ(MUFJ)のグループ銀行ニューヨークに本店があるカリフォルニア州を中心に300支店以上を展開
🏦ユニオンバンクの特徴は上記の通りで、あの三菱UFJフィナンシャルグループのグループ銀行です。
ただし誰でも自由に口座開設できるわけではないのご注意を。
アメリカに駐在する予定の人企業派遣による留学予定の人企業派遣による研修予定の人三菱UFJ銀行の口座を持っていること
あくまで日系企業から派遣される海外駐在員や研修生向けのサービスです。
渡米前に日本で口座開設ができる初回のチェックブック(小切手帳)発行手数料が無料日本語コールセンターが利用可能帰国後も日本から口座管理や解約が可能
ユニオンバンクのチェキング口座開設のメリットは上記の通りで、なんといっても日本語でサービスを受けられるのが嬉しいですね。
三菱UFJ銀行の口座を持っている必要がある口座に一定金額の預金がないと手数料がかかる
デメリットは上記の通りで、三菱UFJ銀行の口座がない場合はまず三菱UFJ銀行の口座を開設する必要があります。
またユニオンバンクの口座に一定金額預金しておかないと、口座維持管理手数料が発生します。
- 一回の給与振込が250ドル以上
- 月平均残高が1,500ドル以上
上記を満たせば口座維持管理手数料がかかりません。
ユニオンバンクのチェッキング口座は、公式WEBサイトから申し込みできます。
ANA CARD USAクレジットカードを申し込もう
アメリカで使える銀行口座の手続きを済ませたら、次はANA CARD USAクレジットカードの手続きをしましょう。
💳クレジットカードはアメリカで生きていく上で必要不可欠なものです。
しかしアメリカに住んだことがない人には、クレジットヒストリーもソーシャルセキュリティナンバーもないので、現地のクレジットカードが作れません。
- ソーシャルセキュリティナンバーがあること
- クレジットヒストリーがあること
しかし世の中便利なものでANA CARD USAは、上記条件を満たしていなくてもアメリカ赴任前にクレジットカードの申請ができます。
🛫アメリカ到着後すぐにドル建てのクレジットカード使えた方が何かと便利なので、出国する前に申請しておきましょう。
日本のクレジットカードもアメリカで使えますが、海外手数料がかかることがあるし、いずれにしてもドル建てクレカ必要なので作ってしまいましょう。
サインアップボーナス | 5,000マイル |
---|---|
年会費 | 70ドル |
海外手数料 | 3% |
ポイント還元率 | 1% |
ANA機内販売 | 10%割引 |
空港内免税店 | 10%割引 |
ANAホテル | 5%割引・朝食無料 |
ANA CARD USAについて詳しく解説した記事も書いていますので、興味のある方は下のリンクからどうぞ。
ANA CARD USAのクレジットカードを作ろう【これからアメリカ駐在員になる人へ】
アメリカ駐在3年目に米系の銀行口座とクレジットカードを申し込む
アメリカ生活にも慣れてきた駐在3年目、米系クレジットカードの特典が日系と比べて圧倒的に手厚いことを知りました。
💰そして米系の銀行口座開設と米系クレジットカードの申請に動き出しました。
Chase銀行の口座を開設
米系大手銀行であるChase銀行が発行するクレジットカードの特典が手厚いと聞き、入手に向けて調べました。
🛫ANA CARD USAでクレジットヒストリーが十分作れているはずで、まあ申請落ちすることはないだろうと思っていました。
しかし・・・
調べていくと上記の情報を入手したので、まずはChaseの銀行口座を開設することにしました。
手続きはWEBでも完結しますが、家の近くにChase銀行の支店があったので窓口で手続き完了、数日後キャッシュカードが家に送られてきました。
Chaseのチェッキング口座を開設したら200ドルのキャッシュがもらえるというオマケ付きでした。
私はChase銀行の店舗へ行って、チェッキング口座の開設手続きをしました。
💳とても丁寧に対応してくれて、後述するChaseクレジットカードの手続きもその場で手続きできました。
Chase銀行の口座開設について詳しく解説した記事も書いていますので、興味のある方は下のリンクからどうぞ。
アメリカの銀行口座を開設しよう【Chase銀行おすすめです】
Chaseのクレジットカードを申し込む
💳Chaseの銀行口座を開設した後、いよいよお目当てのChase Sapphire Preferredクレジットカードを申し込みました。
サインアップボーナス | 60,000ポイント |
---|---|
年会費 | 95ドル |
海外手数料 | 無し |
ポイント25%増し | Chaseポータルサイトにてポイントを交換すると25%お得 |
Chase Sapphire Preferredの特徴は上記の通りで、入会ボーナスとしてなんと60,000ポイントももらえるんです。
サインアップボーナスポイントは定期的に変更されるので、定期的にChaseのWebサイトをチェックしてみてください。
ポイント還元率も日系と比べてかなり良いので、普段使いでも効率良くポイントを貯めることができます。
アメリカ赴任後ある程度時間が経過してクレジットヒストリーができたら、特典が手厚い米系クレジットカードの申請を検討しましょう。
Chase Sapphire Preferredの公式WEBサイトはコチラから
Chaseのクレジットカードについて詳しく解説した記事も書いていますので、興味のある方は下のリンクからどうぞ。
Chaseのクレジットカードを入手しよう【アメリカ駐在員ご用達】
ANA CARD USAを解約
Chaseのクレジットカード入手後、それまでお世話になったANA CARD USAを使わなくなったので解約しました。
なぜならANA CARD USAを使っていなくても、保有しているだけで年会費が70ドルもかかるからです。
- 米系クレカと比べてポイント還元率が低い
- 上記理由により全く使わなくなった
- 使わなくても年会費70ドルがかかる
私の知り合い駐在員で赴任から帰任までANA CARD USAで通した人がいましたが、後になって米系に乗り換えなかったことを後悔していました・・・。
ANA CARD USAの解約手順について詳しく解説した記事も書いていますので、興味のある方は下のリンクからどうぞ。
【実戦英語】ANA CARD USA クレジットカードを電話で解約した記録
【帰任決定】アメリカ駐在終盤米系銀行口座とクレジットカードを解約
いよいよアメリカ駐在も終盤、帰任する前に残す銀行口座とクレジットカードを決めなければなりません。
Chase銀行の口座を解約
私はChaseとユニオンバンク2つの銀行口座を保有していたのですが、帰任が決まり次第Chaseの銀行口座を解約しました。
- Chaseのクレジットカード目当てで銀行口座を開設した
- 帰国後は日系の銀行の方が何かと安心
理由は上記の通りで、帰任後何かあった時に日系だと安心というのが大きいですかね。
- Chaseにあるドルをユニオンバンクへ移動
- Chaseクレカの引落銀行をユニオンバンクに変更
- Chase銀行の口座を解約
上記がユニオンバンクの口座を残し、Chaseの銀行口座を解約するに当たり、行った手続きです。
三菱UFJ銀行がUSバンクに株式を譲渡したことにより、ユニオンバンクのサービスはUSバンクが引き継ぎました。
Chaseのクレジットカードを解約
本帰国してしまうと、ドル建てのクレジットカードを使うことが極端に減ります。
💳私は3種類持っていたChaseのクレジットカードの内、年会費のかからない1枚のみを残して他は解約しました。
- Chase Sapphire Preferredを解約
- Chase United Exploreを解約
- Chase Marriott Bonvoyはキープ
上記の通りでChase Marriott Bonvoyは年会費がかからないし、アメリカ出張時に使えると思ったので残しました。
忘れずに解約しましょう。
そのままにしておくと、年会費を取られてしまうのでChaseのクレジットカードを解約する方法について詳しく解説した記事も書いていますので、興味のある方は下のリンクからどうぞ。
Chaseのクレジットカードを解約する方法【Chase Sapphire Preferred編】
アメリカ駐在中に使った銀行口座とクレジットカードまとめ
💰この記事では、私がアメリカ駐在中に実際に使った銀行口座とクレジットカードを解説しました。
- アメリカ赴任前に
銀行口座とクレカを申し込むユニオンバンクで赴任前に口座開設- アメリカ赴任前にANA CARD USAを申し込む
- 駐在3年目に米系銀行口座と米系クレカを申し込む
- Chase銀行の口座を開設
- Chaseのクレジットカードを申し込む
- ANA CARD USAを解約する
- 帰任決定後米系銀行口座とクレジットカードを解約
- Chaseの銀行口座を解約する
- Chaseのクレジットカードを解約する
- ユニオンバンク(US BANK)の銀行口座はキープする
アメリカ駐在員の中には、駐在中日系クレジットカードで通す人もいますが、メッチャ勿体ないです。
かくいう私も面倒くさがって、あまり調べずずっと日系クレジットカードを使っていました。
手厚い入会特典や高いポイント還元率を享受してもらえればと思います。
この記事を読んだ読者さんには、是非Chaseなど米系クレジットカードのこの記事がみなさんのお役に立ったらメッチャうれしいです。