- 会社員のメリットって何だろう?
- 会社員って得しないんじゃないの?
- 会社員よりフリーランスの方が良くない?
- 会社員のメリットって何?
- 会社員って得しないんじゃない?
- 会社員よりフリーランスのほうが良いんじゃない?
これらの疑問に答える記事を書きました。
この記事で解説する『会社員のメリット』を読めば、企業が会社員に提供する福利厚生や社会的信用等のメリットを理解することができます。
毎日会社に行き忙しくしていると気付かない事が多いのですが、実は会社員には多くのメリットがあるのです。
目次
会社員のメリット【デメリットばかりではない】

ここ最近フリーランスが増えてきており、会社員がディスられることが多くなってきました。
またこの風潮を真に受けて何の準備もしないままサラリーマンを辞める人も増えてきています。
しかし何も考えず勢いだけで会社を辞めるのは、絶対止めたほうが良いです。
必要なモノは会社が支給
会社員であれば仕事に必要なモノは、会社が支給してくれます。
【会社が支給してくれるモノ】
- パソコンやソフトウェア
- 筆記用具等の文房具
- デスクやイス
- 接待等に必要な交際費
例えば上記の通りですが、フリーランスであればこられを自腹で用意する必要があります。
給料ばかりに目が行きがちですが、仕事に必要なモノを会社が用意してくれるのはサラリーマンのメリットです。
給料をもらってスキルアップ
会社員は給料をもらいながらスキルアップすることができます。
なぜならサラリーマンは、毎日パソコンを使って仕事をするからです。
- Word、Excel、Powerpoint
- Outlook等のメールソフト
- プレゼンテーションスキル
例えば上記の通りで、会社員は日常的にマイクロソフトのソフトウェアを使って仕事をします。
実際に僕も仕事を通じて、マイクロソフトやプレゼンテーションのスキルを身に付けました。
固定給は会社員のメリット

固定給をメリットと捉えるかどうかは、本当に人次第だと思います。
毎月決まった金額の給料をもらいたい安定志向の人がいれば、成果報酬型の給与体系を好む人もいるからです。
まあ、日本のサラリーマンの大半は固定給を好むというのが僕の肌感覚です。
毎月決まった日に給料が支給される
会社員は業績の良し悪しに関わらず、毎月決まった日に必ず給料が支給されます。
一生懸命仕事をしていていても外部環境の影響等で成果が出ない事があります。
そういった場合でも会社員であれば、お金が手に入るのです。
一方フリーランスは成果を上げない限り報酬は得られません。
固定給は会社員のメリットであると言えます。
よほどのことが無い限り解雇されない
日本のサラリーマンはよほどのことが無い限り解雇されません。
なぜなら企業が従業員を解雇する為には下記の条件を満たす必要があるからです。
【従業員を解雇する条件】
- 著しく成績が不良であること
- 評価が公正なものであること
- 改善の見込みが乏しいこと、改善の機会を与えてもダメだったこと
- 労働者の能力不足が原因で、業務に支障が生じていること
どこの会社にも生産性が低い人はいますが、不正行為以外で従業員を真っ向から解雇しているのを僕は見たことないです。
ただこの解雇ができないシステムのせいで日本の会社員の生産性が低くなっているという負の側面があるのは事実です。
社会保険は会社員のメリット

社会保険は会社員の大きなメリットです。
なぜなら社会保険の半分は会社が負担してくれるからです。
- 医療保険:病気、ケガ、死亡の保障制度
- 年金保険:老後生活の保障制度
- 介護保険:介護が必要な人の為の保障制度
- 雇用保険:失業した時に再就職促進や失業手当などを支給する保障制度
- 労災保険:仕事中や災害で生じたケガや病衣の保障制度
医療保険
会社員が加入する健康保険はフリーランスが加入する国民健康保険よりも有利です。
なぜなら健康保険には扶養という概念があるからです。
【医療保険の種類】
- サラリーマン:健康保険に加入
- フリーランス:国民健康保険に加入
上記2種類の保険の内容は同じですが、保険料が異なります。
会社員の場合、配偶者がパート等で収入があっても一定金額以下であれば、夫又は妻の被扶養者として無料で保険に加入できます。
- サラリーマン:配偶者の年収130万円以下の場合扶養ができる
- フリーランス:扶養制度なし、配偶者の収入は世帯収入となる
フリーランスには扶養という制度がないので、配偶者に収入があればその収入に対しても保険料がかかります。
また健康保険には傷病手当という制度があります。
病気やケガで働けなくなった時に月額給料の約3分の2程度が支給されます。
- 業務外の自由による病気やケガの療養のための休業であること
- 仕事に就くことができないこと
- 連続する3日間を含み4日以上仕事に就けなかったこと
- 休業した期間について給与の支払いがないこと
出典:全国健康保険協会
傷病手当は最長1年6カ月支給されます。
詳細は全国健康保険協会のウェブサイトで確認してみて下さい。
労災保険
労災保険は就業中や通勤中のケガや病気を保障する制度です。
労災保険は雇われている人が対象となる為、フリーランスは原則対象外となります。
会社は必ず労災保険に加入する必要があり、保険料は全額会社が負担します。
フリーランスの場合、自腹で民間の保険に加入する必要があります。
会社員は負担なしで労災保険に加入できるので、こちらも会社員のメリットと言えるでしょう。
福利厚生は会社員のメリット

年収ばかりに目が行きがちな会社員ですが、福利厚生はサラリーマンにとって大きなメリットなんです。
【会社員の福利厚生】
- 社員寮
- 社員食堂
- 健康診断
- 保養施設・宿泊補助
- レジャー割引
社宅・社員寮
会社によりますが、会社員は会社が安価な家賃で住まいを提供する社宅・社員寮制度を使うことができます。
フリーランスだと家賃全額自腹なので、社員寮や家賃補助は会社員のメリットと言えるでしょう。
保養施設利用・宿泊費補助
会社によって程度の差はあれ、会社員の福利厚生には宿泊施設が安く使えるというものがあります。
会社が保養所の施設を保有していたり、保養所施設を安く使える契約をしていたりします。
【Shineの勤め先の場合】
- 提携しているホテルが通常価格の2~3割引きで使える
- 国内外の宿泊施設本人と家族1泊当たり数千円補助
僕が勤める会社は保養所を保有するようなビッグカンパニーではないので、上記2点が福利厚生として提供されています。
僕の勤め先だけかもしれませんが、この制度については、社員に対してあまり積極的に情報展開されていません。
なので意外と利用していない人が多かったりします・・・もったいないですね。
レジャー割引
福利厚生の一環として、スポーツジムやスキー場等のリゾート施設を安く使えるのも会社員のメリットです。
僕の勤め先の場合、下記の様な割引プログラムが使えます。
- 契約しているスポーツジムを割安に利用できる
- 契約しているレストラン、居酒屋の割安利用
- 契約しているスキー場のリフト割安利用
福利厚生プログラムを戦略的に活用し、サラリーマンのメリットをありがたく享受しましょう!
社会的信用が会社員のメリット

会社員は社会的な信用が高いので、多くの場面でメリットを享受することができます。
社会的な信用は、特にお金を借りる時に威力を発揮します。
会社員はローンが組みやすい
会社員はローンが組みやすいのもメリットです。
サラリーマンは毎月決まった金額の給料が入ってくるので、貸す側も安心してお金を貸すことができるのです。
フリーランスの人が金額の大きいローンを組むとなると、ハードルが上がるでしょう。
会社員はクレジットカードが作りやすい
会社員はクレジットカードが作りやすいです。
こちらも毎月決まった金額の給料が、社会的信用につながっているのでしょう。
フリーランスはクレジットカードの審査が通りにくくなるので、フリーランスになる人は会社を辞める前にクレジットカードを作っておきましょう。
出張が多い人には楽天プレミアムカードがおすすめ
年会費 | 10,800円 |
---|---|
ポイント還元率 | 1%(楽天市場での利用時5倍) |
海外旅行傷害保険 | 最高5,000万円 |
空港ラウンジ | 無料で利用可能(回数制限なし) |
海外空港ラウンジ | プライオリティ・パスが無料で発行 |
楽天プレミアムカード
国内の空港ラウンジが無料で使える上、海外空港ラウンジが何回でも無料で使えるプライオリティ・パスが無料で発行できます。
プライオリティ・パスで使用可能な世界中のラウンジの数は、なんと1300カ所以上です!
海外旅行傷害保険も最高5,000万円と手厚いので、海外出張が多いビジネスパーソンにとっては強い味方となるでしょう。
楽天プレミアムカード
海外出張や海外勤務は会社員のメリット

サラリーマンには海外出張に行ったり海外勤務する機会があります。
自腹で海外に行くには、かなりのお金がかかるので仕事とは言え会社の経費で海外へ行けるのはメリットだと思います。
会社員は海外出張ができる
業種や職種にもよりますが、会社員は会社の経費で海外出張に行くことができます。
これを会社員のメリットと捉えるのは、海外好き限定でしょうが会社の経費で海外へ行けるというのは魅力的でしょう。
【海外出張の目的】
- 自社海外拠点との打合せ
- 海外顧客訪問
- 海外での展示会参加
- 海外市場調査
海外出張の目的は多種多様ですが、例えば上記の通りです。
会社員は海外勤務のチャンスがある
グローバル企業働く会社員には海外で勤務するチャンスがあります。
日本に本社があり、海外の支社や現地法人に送り込まれる人達のことを海外駐在員と言います。
海外駐在員に選ばれると、海外拠点のある地域で仕事をすることになります。
海外駐在員は会社負担で海外生活を送ることができるようになるので、海外好きには大きなメリットと言えます。
バックオフィスが会社員のメリット

会社には様々な事務処理をする部署があります。
煩雑な事務処理を自分だけでやらなくて良いのが会社員のメリットです。
税金等の管理は会社が対応
会社員は確定申告をしなくて良いです。
なぜなら会社が年末調整を行い会社がまとめて納税してくれるからです。
ただし会社員でも確定申告が必要なケースもあります。
- 給与収入が2000万円以上
- 複数の会社から給料をもらっている場合
- 副業の収入が20万円以上
例えば上記の通りですが、詳細は国税庁のウェブサイトを参考にして下さい。
会社員はフリーランスと違って業務が分散されている為、コア業務に集中できるのがメリットです。
フリーランスの方は秘書・経理・広告運用・人事など様々な業務をオンラインサポート【アイスタッフ】
会社員にはデメリットもあります

会社員のメリットばかり書きましたが、会社員にはもちろんデメリットもあります。
時間に縛られず、自分が上げた成果に比例して青天井の収入を得たいという人にはフリーランスの方が良いでしょう。
給料が上がりにくい
サラリーマンの給料は成果に比例して上がらないケースが多いです。
他の人の2倍の成果を上げても、会社全体の業績が悪ければ給料は少ししか上がらないか、全く上がらないことがあります。
会社という組織は優秀な人からそうでない人まで雇っており、成果を社員で分け合うような仕組みなのです。
時間の融通が利かない
会社員は時間の融通が利きません。
なぜならサラリーマンは就業時間中、会社の為に時間を使わなければならないからです。
【勤務時間中に会社を抜けるケース】
- 子供の保育園の送り迎え
- 家族が病気になってしまった
- 遠方で急な私用が入った
例えば上記の様なケースの場合、有給を使って対応する必要があります。
最近は会社側も柔軟になってきてはいますが、毎日毎日会社を抜けられる程融通の利く会社は少数派です。
時間に融通が利くという面ではフリーランスに軍配が上がるでしょう。
人間関係が面倒くさい
会社には上司、同僚、部下がいて人間関係が結構わずらわしかったりします。
多くの人が集まると中には少し変わった人や、付き合いにくい人がいるものです。
組織の一員である以上、この面倒くさい人間関係は避けられず、辛抱して人付き合いする必要があります。
会社員には多くのメリットがあります

この記事で紹介した『会社員のメリット』を読めば会社員が享受する給料以外のメリットを理解することができます。
- 固定給が会社員のメリット
- 毎月決まった給料が入る
- 解雇されない
- 社会保険が会社員のメリット
- 医療保険
- 労災保険
- 福利厚生が会社員のメリット
- 社宅・社員寮
- レジャー割引
- 社会的信用が会社員のメリット
- ローンが組める
- クレジットカードが作れる
- 海外出張が会社員のメリット
- 海外出張ができる
- 海外勤務のチャンスがある
- バックオフィスが会社員のメリット
- 税金等は会社が対応
SNSの普及や個人で稼ぎやすい世の中になったこともありサラリーマンがディスられることが多くなりました。
自由な働き方のフリーランスが注目されていますが、福利厚生や保険等を考慮すると会社員のメリットは大きいのです。
周囲の声に踊らされて簡単に会社を辞める前に、今一度よく考えてから行動すれば良いと思います。
