- 将来海外で働いてみたい
- 外資系企業に入れば海外で働けるの?
- 海外駐在するにはどんな会社を選べば良いの?
- いつか海外で働いてみたい
- 外資系企業で働けば海外駐在できるの?
- 海外駐在する為にはどんな会社に入れば良い?
海外駐在してみたいという人が、どの様な会社を選べば良いかについての記事を書きました。
🌎僕は若い頃、漠然といつか『海外で働きたい』と考えていました。
しかし肝心な『海外で働くためにはどうすれば良いか?』をろくすっぽ調べなかった為、ずいぶん遠回りをしてしまいました。
読者の方には僕と同じ失敗をしてほしくないので『いつか海外駐在したい』という人は、是非この記事を読んでみて下さい。
目次
海外駐在したい人の為の会社選び

僕は若い頃から『海外で働くこと』に興味があり、英語を勉強していました。
それなりにまとめて勉強した甲斐あって、読み書きであればビジネスでも何とか使えるレベル英語力を身に着けました。
しかしです・・・海外で働きたいと言ってもどうすれば海外で働けるか全然知らなかったのです。
何も知らなかった僕は遠回りしました
当時の僕は本当に無知で、どういった会社に入れば海外で働くチャンスが得られるのかすら知りませんでした。
- 就労ビザって何よ?
- 海外駐在員って何よ?
- 外資系企業って何よ?
当時の僕は上記の様な感じで、とりあえず『海外に行けば何とかなんじゃね?』程度に軽く考えていました。
こんな調子だったので会社研究など一切せず会社選びに失敗、海外駐在を実現するまで長い時間を費やすことになるのです。
海外駐在したくて輸出入関係の会社で働き始める

海外と接点のある仕事であれば、海外で働くチャンスもあるのではないかと思い、フォワーダー(通関業者)で働き始めました。
海外との接点に釣られてフォワーダーに飛び込んだのですが、考えが甘かったです。 ぶっちゃけろくすっぽ調べもせずに
フォワーダーでひたすら輸出業務
フォワーダーで僕は輸出業務を担当していました。
僕が担当した主な業務内容は下記の通りで、黙々と輸出の書類を作成していました。
- インボイス作成
- パッキングリストの作成
- エアウェイビルの発行
- 航空貨物のスペース確保
- お客さんとのやり取り
他にはお客さんと航空会社の間に入って、輸出に必要な手続きを進めるといったこともやっていました。
海外とやり取りする機会はあまりありませんでした。 日本国内のお客さんとは毎日の様にやり取りしていましたが、
周りから海外駐在の話題が出ない
👂そもそもこの職場で海外駐在というワードを聞いたことがありませんでした。
職場の同僚に聞いて回ると、この現場で働く人達に段々海外勤務のチャンスなどないことが分かってきました。
なぜなら・・・
- 現場から海外駐在員になった人がいない
- 海外勤務どころか海外出張すらない
- 海外駐在するのは親会社の営業部隊
上記が残念な現実だったからです。
この会社で僕は派遣社員として働いていたので、ここで経験を積んで同業他社へ正社員として転職しようと目論んでいました。
しかし同業他社へ転職したところで、状況はあまり変わらず海外で働くチャンスは回ってこないことが分かりました。
フォワーダーからの海外駐在はスパッとあきらめ、海外で働くチャンスを求めて新天地へと向かいました。
海外駐在したくて外資系の会社で働き始める

フォワーダーの会社を辞めたShine、海外で働くチャンスを求めて選んだ会社は外資系企業です。
🌎海外資本の会社で働けば、ワンチャン海外で働く機会があるのではないかと考えたのです。
全員日本人で海外出張すらない
言うまでもなく外資系企業の本社は海外にあります。
🗾そして日本に住んでいる日本人は、日本の現地法人で働くことになります。
当時僕が働いていた外資系企業は・・・
- 欧州資本のメーカー
- 働いていたのは幹部を含め全員日本人
- 海外本社等への海外出張すらない
こんな感じで、外資系といっても中身はほぼ日本の会社でした。
また海外に本社があるのに、幹部が海外出張に行っているのを見たことなかったです。
🌎海外との接点を求めて外資系企業に入ったのに、『海外』を肌で感じることはほぼありませんでした。
勤めた外資系企業に海外駐在はなかった
ワンチャン海外駐在の希望を胸に飛び込んだ外資系企業。
残念ながら、(僕が勤めていた)外資系企業に海外駐在のチャンスはありませんでした。
日本法人は一拠点にすぎないからです。 なぜなら外資系企業にとって
外資系企業が海外本社から、(日本人から見て)外国人を日本法人に送り込むことはあります。
しかし逆は例外を除いてほぼ無いと思って良いです。
日系企業が海外現法の現地人を、日本の本社で働かせたりしないのと同じことです。
5年間くらい外資系企業にお世話になったのですが、やはり『海外で働く』を諦めることができず僕は転職を決意しました。
海外駐在したくて日系の会社で働き始める

外資系企業で海外駐在はおろか海外出張にすら行く機会に恵まれなかった僕は、外資系企業を辞め日系企業に転職しました。
🌎日系グローバルメーカーに入社してから、海外駐在するまで時間がかかりましたが念願叶ってアメリカ駐在することができました。
おすすめ転職エージェントの記事も書いているので、良かったら読んでみて下さい。
外資系企業や日系グローバル企業への転職に強い、
海外拠点のある日系グローバル企業が正解
『海外で働きたい』という人は、海外に拠点を持つ日系グローバル企業を選ぶのが正解です。
なぜなら日系グローバル企業は、世界の主要都市に現地法人を持ち日本の本社から海外現法へ海外駐在員を送り込んでいるからです。
海外で働ける可能性があるのです。
もちろん海外駐在員に選ばれる為には、仕事がこなせて語学も堪能等諸条件ありますが、少なくとも間違っても僕と同じように『海外だから外資系』と意味不明な選択はしないで下さい。
僕はメーカーで海外駐在しましたが、海外駐在するなら商社かメーカーが鉄板でしょう。
すぐに海外駐在員になれる訳ではない
たまに就活生の人達から『入社後すぐに海外駐在したい』という声を聞きます。
会社によるという前提ですが、いくら語学が堪能でも入社してすぐに海外駐在することは殆どないです。
入社してすぐに海外へ飛んで、まともに仕事ができるでしょうか?
会社に入ったばかりの人は日本国内ですら、業務を回すのに苦労するはずです。
右も左も分からない異国の地に初心者マークをつけた新人を送り込んでも、成果は出ず本人も会社も全く得しないです。
- 日本国内で仕事のイロハを覚える
- 日本国内で社内の人脈を構築する
日系グローバル企業に入社した後数年間は、たとえ海外駐在員候補者であっても上記の様に日本で仕事を覚えることになります。
自力で解決するしかないケースに遭遇するからです。 なぜなら日本と遠く離れた海外で仕事をする場合、時差もあったりして
業務の基礎が分かっていない状態で海外へ出てしまうと、現地でニッチモサッチモいかなくなってしまいます。
また海外で働くといっても、日本サイドの協力なしに仕事はスムーズに回りません。
日本でしっかり社内の人脈を作っておき、海外駐在中困ったときに助けてもらえるような関係を構築しておいた方が良いです。
こういった事情があり、入社後すぐに海外駐在員になれることはあまりないのです。
海外駐在したい人の為の会社選びまとめ

会社選びを間違えないでください。
この記事を読んでいる海外駐在希望者の皆さん、くれぐれも海外駐在のチャンスがない日系企業、外資系企業に入社しても海外で働くチャンスは回ってこないのです。
- 知らないと遠回りすることになる
- フォワーダーには海外駐在のチャンスがなかった
- 外資系企業に海外駐在はなかった
- 海外駐在するなら日系グローバル企業
『知らないと損する』これは本当で、僕は海外で働く方法を知らないまま調べることを怠った為、海外駐在実現までかなりの時間を費やしました。
ただフォワーダーで得た貿易の知識や、外資系企業で得た営業スキルは今でも役立っているので時間を無駄にしたわけではありません。
とは言え海外で働きたいという目標がある人は、若いうちに海外駐在を経験しておくことを強くおすすめします。
早いうちに海外勤務を経験しているとその後のキャリアだけでなく、転職にも有利になりますよ。
この記事を読んでいる読者の方が、僕と同じ失敗をせずに早く海外駐在を実現させることを願っております。
【人気記事】【海外駐在後の転職活動】JACリクルートメントを使ってみた感想
【人気記事】【海外駐在後の転職活動】キャリアカーバーを使ってみた感想
