キャリア

大企業と中小企業の違い【海外勤務の可能性も併せて解説します】

Big_Company_9

シャイン
シャイン
日系メーカーに勤務しているShine(@Lazy_Kaishine)です。アメリカ駐在を7年経験し、現在は日本でマーケティング部門の管理職をやっています。

シャチョウ
シャチョウ

  • 大企業と中小企業の違いって何なの?
  • 大企業と中小企業を分ける基準は何なの?
  • 大企業と中小企業どっちが良いの?
  • 海外勤務したいなら大企業?中小企業?


大企業と中小企業に関する疑問

  • 大企業と中小企業の違いは何?
  • 大企業と中小企業を分ける基準は?
  • 大企業と中小企業どちらで働くのが良い?
  • 海外勤務をしたいなら大企業?中小企業?

これらの疑問に答える記事を書きました。

この記事で解説する『大企業と中小企業の違い』を読めば、大企業と中小企業がどう違うのかが理解できます。

大企業で働く場合と中小企業で働く場合のメリット・デメリットも併せて解説します。

現在僕は中規模の企業に勤務していますが、前職は従業員30名程度の中小企業でした。

また現在よくやり取りする親会社は大企業なので実体験から両方の特徴を掴んでいます。

分かり易く解説しますので、是非読んでみて下さい。

大企業と中小企業の違い

Big_company_6

僕は大企業と聞くと自社ビルがあって、社員が何万人にも居て・・・みたいな華やかな企業をイメージしてしまいます。

一方中小企業と聞くと、従業員が30人以下でモーレツワンマン社長が、従業員を引っ張っているという姿をイメージします。

シャチョウ
シャチョウ
オラァ注文取ってくるまで帰ってくんな~

実は大企業中小企業にはそれぞれを区別する為に、基準や定義があります。

順番に解説していきます。

大企業・中小企業の定義

JD_10
大企業中小企業と聞いて何を基準としているか知っている人は多くないのではないでしょうか?

ここでは大企業中小企業の定義について解説していきます。

大企業の定義

大企業の定義ですが、実はありそうでないんです。

[jin_icon_info color=”#e9546b” size=”18px”]法律上大企業の定義というものが存在しておらず、中小企業の基準を上回っている企業が大企業ということになります。

大手企業と聞くと従業員数万人単位の会社を思い浮かべてしまいますが、実際はそこまでの規模でなくても大企業に分類されます。

中小企業の定義

大企業と違い中小企業は明確な定義があります。

中小企業の定義は下記の通り資本金と従業員数で定義されています。

Big_Company_Small_Company

下記は中小企業庁のウェブサイトから引用したもので、中小企業・小規模事業者を次の様に定義しています。

資本金の額又は出資の総額が3億円以下の会社又は常時使用する従業員の数が300人以下の会社及び個人

【出所】:中小企業ウェブサイト

https://www.chusho.meti.go.jp/soshiki/teigi.html

大企業のメリット・デメリット

Big_Company_8

一般的に大企業で働く = 会社員として安泰と考えられています。

大企業で働くことはメリットが多い一方で、デメリットもあります。

ここでは大企業で働くメリットとデメリットについて解説します。

大企業で働くメリット

僕が知る限り大企業で働くメリットは、主に次の4つです。

大企業で働くメリット

  1. 福利厚生が手厚い
  2. 社会的な信用が高い
  3. 給与・賞与・手当が手厚い
  4. 労務管理がしっかりなされている

福利厚生が手厚い

一般的に大企業の福利厚生は中小企業と比べて手厚と言えます。

【大企業の福利厚生】

  • 社宅や家賃補助
  • スキル習得にかかる費用補助
  • 保養所(宿泊施設)の提供

大企業に勤めると給料以外の部分で多くのベネフィットが受けられます。

企業によってバラつきがありますが、大企業の福利厚生は中小企業と比べて恵まれていると言えます。

社会的な信用が高い

社会的な信用が高いのも大企業で働くメリットです。

聞いたことがある会社名と聞いたことがない会社名であれば、聞いたことがある方を信用しますよね。

例えば営業職の場合、有名企業であればお客さんが会ってくれやすいといったメリットがあります。

シャイン
シャイン
シャチョウ、新商品の紹介でお会いしたいのですが・・・。

シャチョウ
シャチョウ
ああ、ポンコツ商事のShineさんね。いいよ、時間取るよ。

🍺あと飲み会に行って誰もが知っている会社名だと、ドヤ顔できる・・・ステータスみたいなもんですかね。

僕の場合勤め先が無名なので、聞かれるまで会社名は言わないです・・・。

給与・賞与・手当が手厚い

Salary_by_size_1
出典:厚生労働省平成29年賃金構造基本統計調査の概況

Salary_by_size_2
出典:厚生労働省平成29年賃金構造基本統計調査の概況

上のグラフは厚生労働省から引っ張ってきたものです。

企業規模別に賃金を表したものですが、一目瞭然で大企業の賃金が中小企業を上回っています。

💰一般的に大企業は中小企業と比べて、給与・賞与・手当が手厚い傾向にあります。

もちろん伸び盛りの中小企業の給料が高いといった例外もありますが、給与面においては一般的に大手企業に軍配が上がるでしょう。

例えば大手に勤める海外駐在員の手当は、中小企業の手当と比べてものすごく充実しています。

シャイン
シャイン
大手に勤める海外駐在員の待遇羨ましすぎる~

労務管理がしっかりなされている

大企業の場合、労務管理がしっかりなされている・・・はずです。

これは会社によるのでしょうが、大企業は社内規定や組織が整っているので、有給休暇が取りやすい等のメリットがあります。

もちろん大企業でも従業員にブラックな働き方を強いる企業はありますし、まあ時々ニュースなんかで色々見ますよね・・・。

シャチョウ
シャチョウ
オラァ徹夜してでも仕事終わらせろや~

大企業で働くデメリット

大企業で働くデメリットは、次の通りです。

大企業で働くデメリット

  • 人が多すぎる為決裁に時間がかかりすぎる
  • 多くの古い考え方を持った人が幹部にいて根回しが大変
  • 年功序列が根強く若い人が責任あるポジションに就けない
  • 社内のアチコチの人とパイプを作っておかないとプロジェクトが上手く進まない

大企業は土台がしっかりしていて安心して働ける一方、図体のデカさがネックとなることが多々あります。

大企業と一緒に仕事をして感じるのはとにかく意思決定のスピードが遅いので、物事がなかなか前に進まないといったことです。

僕も大企業とコラボのプロジェクトに関わっていた時、中々GOがかからずモタモタしている間に競合に仕事を取られたことがあります。

関わる人が多くなると意見の違いや、イチイチ階層を経て決裁するシステムがプロジェクトの進捗を止めてしまいます。

中小企業のメリット・デメリット

Big_Company_5
華やかさや待遇で大企業より見劣りしてしまう中小企業ですが、中小企業で働くメリットもあるんです。

ここでは僕の経験を基づいて中小企業で働くメリットとデメリットについて解説します。

中小企業で働くメリット

僕が中小企業で働いて感じたメリットは、次の3点です。

中小企業で働くメリット

  1. 責任の重い仕事を任せてもらえる
  2. 意思決定のスピードが早い
  3. 上司や同僚との意思疎通がしやすい

責任の重い仕事を任せてもらえる

中小企業で働くと、責任が重く幅広い内容の仕事を任せてもらえます。

なぜなら中小企業大企業と違って、従業員が少ないからです。

何でも自分でこなさなければならないので、その分多くの経験が積めスキルも上がります。

僕が中小企業で営業として働いていた時も、「これは営業の仕事じゃないな」と思わせる業務が多々ありました。

シャイン
シャイン
前職では営業の僕がヘルメットをかぶり電動ドライバー片手に建築現場で作業したことが何度もあります。

これらの経験は血肉となっているので、今となっては良かったと思っていますが。

意思決定のスピードが早い

中小企業大企業と比べて意思決定のスピードが早いんです。

なぜなら従業員数が少ない上に組織がフラットに近いので、大企業のように課長 ⇒ 部長 ⇒ 役員にお伺いを立てなくてよいからです。

【大企業の場合】

シャチョウ
シャチョウ
係長と課長と部長と専務のハンコが無いと承認しないよ~

🕑僕が勤めていた前職でも意思決定のスピードが早く、承認を得るまで何日間も待つといったことは殆どありませんでした。

上司や同僚との意思疎通がしやすい

中小企業大企業と比べて、社内の風通しが良く意思疎通がしやすいです。

これは②と関連しますが、従業員の数が少なく一人当たりの業務範囲が広い中小企業社員同士が助け合って仕事をします。

人数が少ない分従業員同士の距離が近いため大企業と比べて密なコミュニケーションが取られる傾向にあります。

僕も前職では面倒見の良い上司や先輩に恵まれ、良く助けてもらいました。

中小企業で働くデメリット

中小企業で働くデメリットは次の通りです。

【中小企業で働くデメリット】

  • 給与/賞与が安い
  • 福利厚生がショボい
  • 会社のブランドが使えない

中小企業は大手と比べるとどうしても給与や福利厚生の面で見劣りします。

Salary_by_size_1

出典:厚生労働省平成29年賃金構造基本統計調査の概況

Salary_by_size_2

出典:厚生労働省平成29年賃金構造基本統計調査の概況

もう一度企業別賃金のグラフを見てみると、やはり中小企業の待遇は大企業より劣りますね。

下二本の線グラフが中企業と小企業の賃金を表したものです。

  男性 女性
大企業 約500万円 約300万円
中企業 約400万円 約260万円
小企業 約340万円 約240万円

ピークの平均年収を男女別に上の表にまとめてみました。

やはり大企業中小企業には平均年収に大きな差がありますね。

中小企業で働くデメリットは待遇面以外にもあります。

例えば新しいお客さんを開拓したくても会社の知名度が低いので、会社のブランドを使って拡販することができなかったりします。

【中小企業の飛込営業】

シャチョウ
シャチョウ
聞いたこと無い会社だな。時間無いから帰って。

僕が勤めていた前職の給与や賞与は、今の勤め先よりも少なかったですし、福利厚生もないに等しかったです。

また会社の知名度も低くブランド力が無かったので、新しいお客さんに商品を売り込むのに苦労しました。

例外はあるにせよ待遇面やブランドといった部分は、大手企業に軍配があがります。

海外駐在するなら大企業?中小企業?

pic_o

いつかは海外で勤務したいという会社員は、一定数いると思います。

日系の大企業中小企業海外駐在員として海外勤務する場合、どの様な違いがあるか分かり易く解説します。

大企業で海外駐在員を目指す場合

大企業で海外駐在員を目指す場合、厳しい競争を勝ち抜く必要があります。

なぜなら一般的に大企業には、優秀な人材が集まるからです。

大企業で働く人材の特徴

  • 仕事ができる人材が多い
  • 英語ができる人材が多い

大企業はそもそも従業員数が多いので、仕事がソコソコできて英語力があっても埋もれてしまう可能性があります。

大企業の中で海外駐在したいという人は、確かな語学力と目立った実績を残す必要があるでしょう。

シャチョウ
シャチョウ
従業員が多すぎて誰が何を得意とするのかわかんない。

中小企業で海外駐在員を目指す場合

とにかく海外駐在員になりたいという人には、中小企業中堅企業がおすすめです。

なぜなら、そもそも語学ができる人材なんて殆どいないからです。

中小企業で働く人材の特徴

  • 大手と比べて優秀な人が少ない
  • 英語ができる人は殆どいない

僕は現在アメリカで海外駐在員をやっていますが、大企業で働いていたら僕なんか海外駐在員に選ばれていないと思います。

なぜ僕が海外駐在員になれたかと言うと、グローバル人材が少ない中堅企業で働いているからです。

海外勤務の経験は人材の市場価値を上げるので、中小企業から大企業へ転職するチャンスも生まれます。

海外で勤務したいけど、大手で埋もれそうな人は中規模の企業で海外駐在を目指すのも一つの手でしょう。

シャイン
シャイン
僕の勤め先は知名度低いけど、海外営業や海外駐在経験の良質な求人をもらえています。

大企業と中小企業を調べる方法

next_3
出典:リクナビNEXT

大企業中小企業の違いを実際の会社情報を使って調べてみたいという人もいるでしょう。

簡単にできるので、ここでは情報の取り方について解説します。

求人サイトを使って企業規模を調べよう

大企業中小企業を実際に調べる方法は簡単で、求人サイトで検索すれば良いです。

どの求人サイトでも良いですが、ここでは最大級のリクルートの求人サイトを使って解説します。

next_4

出典:リクナビNEXT

リクナビNEXTにアクセスし求人件数が書いている赤いボタンをクリックします。

 

next_2
出典:リクナビNEXT

画面左端の従業員数の+をクリックすると、従業員数のチェックボックスが出てきます。

知りたい企業規模の従業員数にチェックを入れると、条件にマッチする会社情報が出てきます。

求人サイトは企業規模以外にも業界や職種の分析に使えますので、興味のある方は登録しておきましょう。

リクナビNEXTに登録(無料)

大企業と中小企業の違いを理解しよう

Big_Company_4

この記事で紹介した『大企業と中小企業の違い』を理解すれば、大企業と中小企業の違いを体系的に掴むことができます。

大企業と中小企業違いまとめ

  1. 大企業・中小企業の定義
    • 大企業の定義
    • 中小企業の定義
  2. 大企業のメリット・デメリット
    • 大企業で働くメリット
    • 大企業で働くデメリット
  3. 中小企業のメリット・デメリット
    • 中小企業で働くメリット
    • 中小企業で働くデメリット
  4. 海外駐在するなら大企業?中小企業?
    • 大企業で海外駐在員を目指す場合
    • 中小企業で海外駐在員を目指す場合
  5. 大企業と中小企業を調べる方法
    • 求人サイトを使って企業規模を調べよう

大企業中小企業それぞれ一長一短あり、どちらが良いと一概に言い切れません。

結局のところ働く人自身に合う方を選択すれば良い思います。

大企業であれば埋もれてしまう、企業規模が小さすぎると倒産リスクがあります。

僕の場合海外勤務がしたかったので、小さすぎない中規模で海外拠点がある企業を選びました。

その結果激しい競争を避け、海外駐在員として海外勤務することができました。

海外駐在後については・・・今の勤め先でそのまま働くか或いは待遇アップを狙って転職するか考え中です。

この記事が読者さんの会社選びに役立てば嬉しいです。

ABOUT ME
Shine
Shine
アメリカ駐在を7年経験した後、現在はマーケティング部門の管理職として働く40代の会社員です。海外営業や海外駐在員として働いて得た経験やスキルを発信します。多くの読者さんに海外ビジネスのことを知ってもらいたいです。